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地球儀の素材で何が違うの?

地球儀の地図やサイズについて以前書かせていただいたのですが

ブログ:地球儀の選びかた

 

次は球体の素材について、どんな違いがあるのかご紹介したいと思います!

 

球体の素材は大きく①紙と②プラスチックに分かれます。

それぞれ製法が異なるので、特徴も異なってきます。

 

①紙

 

主なメーカー:くもん出版リプルーグル渡辺教具

 

花火のような花びらのような形に切り抜いた紙を機械できゅっと半球にします。

南半球、北半球をそれぞれ作り、2つくっつけて一つの球体に仕上げます。

印刷されたものがほぼそのまま球体になるので、面積、距離などのゆがみが少ないのが特徴です。

ただ、経線方向にある紙の継ぎ目部分に少々ずれが生じてしまうことがあります。

またリプルーグルは山岳隆起があるので、その分紙が引っ張られるため

他のメーカーに比べるとずれが発生しやすいです。

山岳隆起は他には見られないリプルーグルならではの魅力ですので

多少のずれは多めに見られるかもしれません。

 

②プラスチック

主なメーカー:帝国書院レイメイ藤井

 

シートに地図を印刷したものを半球の型で丸く仕上げます。

南半球、北半球をくっつけるのは紙製と同じです。

熱をかけて半球に仕上げるので、赤道付近のほうが伸びていることがあります(緯線の幅が均一ではない)。

ただ紙製とは異なり継ぎ目が赤道のみなので、ずれは少ないです。

また、用途としてあまりないとは思いますが水濡れにもプラスチック製のほうが強いです。

 

いかがですか?

強度などについては使われる環境にも大きく影響されるので比較が難しいですが

紙、プラスチック、それぞれの特徴がありますね。

 

主なメーカーと合わせて書かせていただきましたが、異なる素材の地球儀も製造している場合がありますので

商品ページの商品詳細欄に記載されています「球体素材」を参考になさってくださいね。