秋になり、気候も良くなり運動に適した気候になってきました。

そんな10月の祝日と言えば「スポーツの日」。

つい最近まで「体育の日」として親しまれてきた日本の祝日です。

体育の日と言えば、1964年に開催された東京オリンピックの開会式が行われた日として有名です。

でも夏季オリンピックなのに10月…なぜだったのでしょうか？

東京オリンピックの開催権を獲得した後、春（5、6月）、夏（7、8月）、秋（10月）の3案で

気象、海象、衛生などの様々な専門家が参加し、多くの議論が重ねられたそうです。

その中でも夏は湿度が高いという理由で真っ先に除外されたとのこと。

では春、秋どちらにするか…

道路や会場の整備の都合で遅いほど助かるといった面、

春だとヨーロッパ諸国は春からトレーニングを始めるため

5月開催だとベストコンディションで参加できないので不都合だ、といった面

色々な国の利己的な理由も含め、議論を重ねて10月開催に決定しました。

そして10月10日になった理由は過去の降水日のデータなどを見て

雨が降った日が少なかった10月10日になったそうですよ。

ハッピーマンデーで10月第2週の月曜になった後、体育の日は10月10日ではなくなってしまうのですが

それ以前と以後で、雨や曇りの日の割合は以後のほうが高いそうです。

ハッピーマンデーで連休になるのも嬉しいですが

その日になるにはそれなりの理由があった、ということですね。

スポーツするならやっぱり10月10日！ですね。