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たったひとりのエンペラーは誰?

今この世の中でエンペラーと呼ばれているのは日本の天皇だけだとご存じでしたか?
わたしは最近知って驚き、ちょっと調べたくなったので共有させてください!

エンペラーとは、直訳すると皇帝。
皇帝とはいくつかの国を統一した人物につけられることが多い称号です。
似たような称号で王がありますよね。王は英語でキング。
一国の主です。
どちらかというと天皇はキングなのでは?と思いませんか?
ではなぜ日本の天皇が英訳でエンペラーとなったのか。

 

まず皇帝という言葉が使われたのは秦の始皇帝だったそうです。
中国皇帝は各地の王を従えていました。王は皇帝によって領土を与えられただけ。
中国からすると日本の天皇は一地方の臣下という意味で「倭王」の称号を授けていました。

しかし7世紀、中国に臣従するという意味の「王」という称号ではなく「天皇」という新たな称号を作り出したのだそうです。
ずっと天皇と呼ばれていたわけではなかったんですね。これも驚き。
国を拡大していく上で、中国に対抗しよう、屈しないぞ、という気概を感じます。
いや、見栄を張ったとでも言うのでしょうか。

そしていつからエンペラーと呼ばれていたかというと、17世紀からだそうです。
キングではなく、エンペラー。
天皇と皇帝が同じ位置づけだと理解してのことでしょうか。

深く考えたことがなかったことでも実は国際戦略という歴史的な背景があったのだなぁと驚いた次第でした。

なんだかまとまらない話ですみません。。

(参考サイト:天皇はなぜ「王(キング)」ではなく「皇帝(エンペラー)」なのか(宇山 卓栄) | 現代ビジネス | 講談社(1/5) (ismedia.jp)