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虹の色数は何色?

梅雨のシーズンになってきましたね。
気も滅入る梅雨の時期、雨上がりにふと空を見上げると出ている虹で気分も晴れやかになりますよね。
そんな虹にまつわるお話を。

虹の色数ですが、日本では虹は7色というのが一般的ですよね。
日本の虹の色は、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色。
この虹の色数、国によって違うというのをご存じですか?

アメリカやイギリスでは6色(藍色がない)、ドイツではさらに橙もなく5色だそうです。
赤と黒の2色という地域もあるそうです。
なぜこの差があるのでしょうか?

ざっくりした説明になりますが、虹は空気中の水分がレンズとなって光が様々な色に分解されたもの。
色によってはっきりした境界があるわけではありません。
それをどう認識するのか、人によって違っていたということになります。

「認識」というのが難しいところですが、その国に表現する色の名前が無かったから、という理由や
瞳の色の違いで認識できる色も異なるからということもあるようです。

日本人は独特な色彩感覚を持っていて、江戸時代には四十八茶百鼠といって茶色を48色、鼠色を100色生み出したとも言われています。
色を多彩にとらえる文化があったのかもしれないですね。

ちなみに同じ7色なのは、韓国やオランダ。
そしてアフリカのとある部族では黄緑を追加して8色という地域もあるそうですよ。
その土地で虹を眺めてみたいものですね。
虹の色の数で地球儀を塗り分けても面白い発見があるかもしれないですね!