地球の本当の形をご存じですか？

実は地球儀のようにまん丸ではなく、楕円形だというのです。

宇宙からの地球の写真を見てみても、きれいな丸のイメージがありませんか？

地学の用語でいうと回転楕円体と呼ばれる地球の形。

どれくらい楕円だというのか…調べてみました！

まずなぜ楕円なのか、というと

地球はくるくると自転しながら太陽の周りを回っています。

自転していると中心から遠ざかろうとする力＝遠心力が地球に働きます。

遊園地のコーヒーカップに乗っていると、外側に引っ張られるような感じがしませんか？

あれです。

回転の中心軸から遠ければ遠いほど遠心力はかかるので

赤道部分に強く遠心力がかかり、北極・南極の方向よりちょっと伸びちゃう

ということらしいです。

地球の直径を赤道方向、北極と南極の方向で確認してみると

赤道方向の直径は約1万2756kmで、北極と南極の方向の直径は約1万2714km。その差は約42kmです。

全体の大きさに比べると42kmなんて微々たるものですよね。

地球儀の形を楕円に変えないといけないのでは…とひやひやしましたが

ほぼ丸、ということで安心しました。

地球儀も一生懸命回し続けたらちょっと伸びるんでしょうか…