くしゃみと噂の驚きの関係
ここのところの天候不良や暑さなどが重なり疲れがたまっている方も多いのでは。
わたしも夏風邪を引きくしゃみを連発しておりました・・・
ところでくしゃみをしたら「誰かが噂をしてるんじゃない?」なんて言われたことありませんか?
いったいどうしてそんなことを言われるのか・・・ちょっと気になったので調べてみました。
くしゃみの語源は「くさめ」。
漢字は「嚔」と書くそうですが読めませんね。
昔はくしゃみをすると魂が抜ける(早死にする)と信じられていたそうです。
実際風邪などで亡くなる方も多かったでしょうから、その予兆のくしゃみが出ると魂が抜ける、早死にするというのは
あながち間違いではなかったのかもしれません。
そのためくしゃみをした人や周りにいた人も、魂が抜けるのを防ぐために
「くさめ」と唱えていたそうです。
この「くさめ」の語源は陰陽道の「休息万命(くそくまんみょう)」「休息万病(くそくまんびょう)」を早口で言ったものだそうです。
つまりくしゃみは「何か悪いものの仕業」だったわけです。
それを陰陽道で追い払おうとしていたんですね。
それがいつしか「誰かの呪い」になり、「誰かが噂している」と移り変わったのではないかと言われているそうです。
ちなみに回数ごとに違うなんて聞いたことありませんか?
わたしはこんな感じで記憶しています。
くしゃみ1回→誰かがいい噂をしている
くしゃみ2回→誰かが悪い噂をしている
くしゃみ3回→誰かが好きと言っている
くしゃみ4回→それはもうただの風邪
どうですか?
きっと地域性があるのではと思います。
世界ではどうかというと、中国も似たような迷信があります。
アメリカだと”Bless you”なんて言われたりしますよね。
これはくしゃみすると幸運が逃げてしまうと言われているため、
「神のご加護がありますように」と声をかけてくれるそうです。
世界にまつわるくしゃみの迷信、調べてみるとまだまだ出てきそうです!