とさかって、何?
2022.12.06
先日恐竜の話をしていて、
鳥の祖先は恐竜だよねー、
鶏も恐竜っぽいものついてるもんね、なんて話をしていたのですが
あのにわとりについているとさかって、何なんでしょう…
日本ではクリスマスにたくさん食べられるにわとり。
ちょっと気になったので調べてみました。
とさかは「鶏冠」と書きます。
まさにかんむりのように頭にくっついていますよね。
正式名称は肉瘤といい、皮膚にできたこぶのようなもので
赤いのは表面に張り巡らされた毛細血管の色だそうです。
血液が通ることで透けて真っ赤に見えているのだとか。
切り取るとみるみるうちに肌色になってしまうそうですよ。
これが一体何のためについているのかというと
①体温調節
鳥類は汗腺がないので汗をかくことができません。
なのでこのとさかと顎についている肉垂(にくすい)で体を冷やすそうです。
暑いとき、興奮しているときはとさかと肉垂は熱くなるんだそうですよ。
②メスを引き付けるため
大きいほうが強くて健康!ということで
繁殖期になるとさらに大きくしてメスにアピールをするそうです。
③威嚇するため
他のオスに対して、とさかで強さを示すのだそうです。
鶏の世界では、とさかの大きさで上下関係が生まれるため
まずはとさかを見て相手を見定めるんですって。
形も実はいくつか種類もあるそうで、品種によって異なります。
また、ビタミンやミネラルが豊富で栄養満点だそうです。
見た目がそのままだとちょっと食べるのに勇気がいりますが
機会があったらぜひ食べてみたいものですね!
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